船木俊介「デジタル進化論」

スーパーソフトウエア東京オフィス代表&キッズラインCTO

テクノロジー

プログラマ35歳定年説

毎週、営業会議とかメディア会議とかやってるなかで、代表もちゃんとブログ書いてよ的な見えない圧力が日々高まってきていて、だんだんと「忙しくてさあ」とばかり言ってられなくなってきました。 ブログって大事ですね。普段はしゃべってることがかなり多い…

Ubuntu16.04にTensorFlowのインストール

久しぶりにAWSのGPUインスタンスを見ていてると、p2インスタンスが利用可能になっていました。 p2のGPUはTesla K80が載っているのでg2系のK10よりも2.5倍ほど速い。FLOPSは2倍、GPUメモリは3倍、などおおむね倍以上のスペックになっていて、値段としては、g…

2016年もありがとうございました、AI、チーム、WD

このブログ、1年に1回くらいの更新ペースを順調に維持してますが、2016年も残りわずか数時間。今年もお世話になった皆様、ありがとうございました。個人的には今までにないくらいあっという間の楽しい1年で、久しぶりにPythonやRubyでAIのコードをたくさ…

人工知能でモノクロ写真を自動でカラーにする方法

ディープラーニング(Convolutional Neural Networks(畳み込みニューラルネットワーク))を使ってモノクロ写真を自動でカラー化するよ、という面白そうなプロジェクトAutomatic Colorizationがあったので試してみた。 Rather than reconstructing the enti…

エンジニアインタビュー採用動画をつくりました

昨年末に撮影したエンジニアインタビュー動画がようやく完成しました。 クライアントワークだったりすると出せない情報も多いので、どういう仕事か伝えるために採用動画を作ろうということで制作開始。撮影は社員が進めてくれて、編集は「僕がやるから任せと…

2015年もありがとうございました

2015年は良い一年だった。クライアントのiOS, Androidアプリ、ウェアラブルデバイスのアプリを次々と開発してリリースする一方で、毎月入社するくらいの勢いで採用した社員にSwift, Ruby on Railsなんかの研修を徹底的に教え込む「創る」と「育てる」がテー…

アジャイル、スクラム、QCDS

今週は月曜朝イチから埼玉に移動して打ち合わせ、恵比寿に戻り面接、六本木でミーティングをして、また恵比寿で面接、そのあと開発やディレクション、プログラミングの社員教育。 火曜は面接2件して、ちょっとしたプロトタイプのアプリを開発、健康診断がヤ…

どんな写真も名画風にするNeural Style

ディープラーニングの動きが手軽に試せるようになって、ソフトウェアエンジニアは遊びに困らないですね。Googleのディープドリームはものすごく気持ち悪い絵を生みだす、LSDでぶっ飛んだ世界をみるだけだったけど、名画のスタイルを学ばせて写真から絵を描く…

ネコでもできるDeepDream

Googleの人工知能DeepDreamは、LSDで幻覚を見てるような画像、常軌を逸した画像、の作成機というわけではなく、実は技術的に大きな進化だ。人工知能が「特徴を自ら認識」するというところがすごいところ。我々人間が脳で行っている認識するという神経細胞メ…

「創る」エンジニアであり続けるには

エンジニアのキャリアパスエンジニアは30歳になると転機を迎えて、どういうキャリアを歩むべきなのか不安になる、とよく言われる。ワンステップ上がってマネージャになるのか、今まで通り現場でプログラミングを行うのか。企業の体制がその2択になってる…

Wercker自動デプロイ、pull request - Webサービス開発フロー(6)

前回からの続き 7.Werckerで自動デプロイの設定 capコマンドを叩くことでデプロイする場合は以上で問題ありません。ただ、ここではWerckerを使用してGitHubにpushすると自動でデプロイまで行われるように設定します。 ローカル,GitHub,EC2,CIサービス(Wercke…

GitHubからCapistrano3デプロイ - Webサービス開発フロー(5)

前回からの続き 6.手動でデプロイしてみる まずは手動でデプロイが出来るか試してみます。一時的にローカルの設定を変更します。 ~/.ssh/config Host (AWSサーバのIPアドレス) HostName (AWSサーバのIPアドレス) User ec2-user Port 22 UserKnownHostsFile /…

UnicornとCapistrano3の設定 - Webサービス開発フロー(4)

前回からの続き 5.railsアプリケーションのデプロイ準備 Unicornでアプリケーション起動 ローカル開発環境のrailsアプリケーションに戻り、unicornを使えるようにします。 gem 'unicorn' gem 'therubyracer', platforms: :ruby $ bundle install config/unic…

AWS EC2サーバの構築 - Webサービス開発フロー(3)

前回からの続き 4.AWS EC2サーバの構築 サーバはruby,rails,MySQLの環境構築はもちろん、nginxをリバースプロキシとして使用するのでその設定を行います。 まずは新規にEC2を作っていきます。AWSの管理コーソールからEC2を選び、「Launch Instance」、サーバ…

GitHubとWerckerを設定する - Webサービス開発フロー(2)

前回からの続き 2.GitHubプライベートリポジトリの作成 Werckerと連携するGitHubのプライベートリポジトリを用意しておきます。WerckerはGitHubとBitbucketに対応しているので、プライベートリポジトリも無料で使えるBitbucketでもOK。リモートにpushします…

最近のWebサービス開発フロー,WerckerでGithubのプライベートリポジトリからAWSへデプロイしてHipChatへの通知まで

カラーズではWebサービスの開発を行っていて、スーパーソフトウエアでは業務系や公共系のシステムから、Webサービス、スマートフォンアプリといったアジャイルなものまで幅広く行っています。 同じシステム業界といっても、業務系とWeb系では別の業界といっ…